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鮮烈デビュー!チーム初戦、国内シリーズで優勝



海外への挑戦をチームの目標として掲げる一方で、国内レースの活性化もチーム方針として掲げている自分たちにとっては、チーム発足初年度の国内戦初戦への出場は必須だった。チームにとって初レースということもあり、緊張と楽しさの両方を感じながら会場へと向かった。チームの目標はもちろん優勝。デビュー戦となる大会であるのと同時に、世界を目指す僕たちが唯一手にしていなかったのが国内戦での勝利だったので、それを獲得することも同大会に参戦した目的の一つだった。

 すべてが初めて尽くし。ブース出展を決め、大会への支払いやブースの設営。チームスタッフ全員が飛行機で現地入りしたこともあり、荷物も十分に揃えることができない中で戦うことになった。足りない部分は周りの方々に支えていただき、なんとか乗り越えることができた。海外遠征でも同じ状況になるという意味では、こういう状況に慣れておく必要もある。ただ、そんななかでもチームの雰囲気は常に明るく、一方ですぐに集中もできる状態にあった。変な緊張もすることなく、リラックスしてレース当日を迎えることができた。

ゴールの瞬間「感情が溢れた」

 レース当日は午前10時ごろから雨が降り出し、エリートのレースが始まるまでに徐々にコースコンディションはマッド(泥)になっていった。

 レースがスタートし、最初の上りで既に7人ほどの先頭パックが形成され、竹内はひとまずその最後尾に着いた。スリッピーな区間で上手くトラクションをかけられず、そこから順位を落とすが「ここで焦る必要はない」と前を追い、単独3番手となった。前を行くのは上野蓮選手と竹之内悠選手。竹内は1周目後半でこの2人に追いつき、そのままペースアップした。

Photo :Noriyasu Kato

 「1周目はほとんど力を使っておらず、この時点で今日は自分にとって有利にレースを進められると感じた」と竹内。アタックを仕掛け、先頭パックはバラけ、若干抜け出す展開へ。「泥のさばきが上手い竹之内選手が恐らく下りで差を詰めてくると警戒した」と、上りではペースを上げた。

 3周目に上野選手が後方に下がり、ジュニアクラスから上がってきた村上功太郎選手が竹之内選手と共に追ってきた。タイム差が詰まった周回もあったが、上りで踏み直し、差が開いた。この時点で、「今日はミスをしなければ勝てると感じた」という竹内。ある程度差が開いてからは、下りは慎重かつ確実に、得意な上りの区間でプッシュし続けた。

 「この日は本当に自分への声援が多く、それがとても心強く、力になった。この日、1時間半のレースがとても短く感じた。勝利を確信したのは最終周回コース最上部を過ぎた時。それでも脚は緩めることなく踏み続けた」と語った。


 「ホームストレートに単独で戻ってきた時、まず最初に浮かんだのが、結果が出ない自分を信じ続けてくれた人達への想いでした。そして一番近くで支えてくれたチームメイトの松本の姿を目にした時、感情が溢れてしまった。少しだけ、恩を返せたかなと思う」─。そして、念願だった人生初の「Coupe du Japon」の勝利を手にした。

 松本はレーススタート直後に転倒し、最後尾からのスタート。追い上げて19位でのゴールとなった。


 チームとして初出場となった同レースで竹内自身も、人生初となる勝利を手にすることができました。今シーズンは海外に行くことも多いので日本からの応援がとても力になります。応援よろしくお願いいたします。

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