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執筆者の写真FUKAYA RACING

UCI World Cup Nove Mesto


ヨーロッパ遠征の最後のレースとなる、UCI World Cup Nove Mestoに竹内遼、鈴木来人が参戦。


先週のAlbstadtの反省を生かし、今回はまず第一目標となる同一周回完走を目指す。


コースは、ロックセクション、ジャンプなど、現代のクロスカントリーレースにふさわしい要素が凝縮された、本当に力のある選手が上位に入るコースだと感じた。

コース幅も広く集団での展開が重要になってくる。


◆男子U23クラス 鈴木来人 126位(-3lap)

先週、自身初のMTB World Cupに参戦した鈴木来人。今回も後方からのスタートとはなるが、Albstadtで見せたスタートループでの走りで今回は完走に期待がかかる。コースチェックも経験豊富な竹内と行うなどし、問題なし。


レーススタート。160名以上のライダーが一斉にスタートし全力でもがいている。

この光景は日本では見ることができず、ぜひ世界を目指すライダーや指導者に見てもらいたい。

鈴木もミスなくスタートは切ったが、ハイペースで1列棒状に伸びる集団によりなかなかポジションアップができない。そして、コース幅が狭くなるセクションではストップ。

スタートループ終了時点で約3分30秒差と厳しい状況だが、プッシュする意外ない。

常にプッシュし続けながらも、テクニカルセクションではラインにしっかり通す技術が要求されるため、なかなか自分のリズムで走れないという状況だが、世界の舞台では、自分のリズムで走ることができるのは前方で走る数名のみ。


プッシュし続けたが、80%カットの-3lapで鈴木来人はレースを終えた。

悔しい結果となったが、世界のレースを経験することができ、今後どうしていかなければいけないかなどが分かったと思う。今回の経験を日本でのトレーニング、レースで生かし成長していく鈴木来人に期待して欲しい。


◆男子エリートクラス 竹内遼 103位(-4lap)


テクニカルなコースのNove Mestoだが、今までの経験や取り組んできた技術練習の成果で問題なくWorld Cupのコースに順応。また小林監督のサポート、アドバイスにより万全な状態でレースに参戦。


竹内も最後尾からのスタートとなる。ハイペースでの展開となることが予想できるが、スタートループで1つでもポジショアップをし先頭からの遅れを少なくできるかが重要となる。


レーススタート。

予想通りハイペースでレースが展開されていく。大集団での走行により砂埃が巻き上げられて後方の様子が見えない。

そんな中でも竹内はスタートループでポジションをアップし80位前後でスタートループを得る。

しかしハイペースで進む先頭に遅れをとり-4lapで竹内はレースを終えた。


日本では自分のペースで走れるが、World Cupではスタートからハイペースで進む集団についていかなくてはいけない。スタートで全力を出しながらも下りの短い時間で回復し、またダッシュとやはりヨーロッパのレース展開に順応していく必要がある。


今回、再認識したWorld Cupでのレース展開。日本では常勝となっているが、竹内の今までと違った走りをご期待ください。


日本からのご声援ありがとうございました!

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